6月17日 古い細板スキーに注意。今日は月曜日、結構寒い一日でした。

菅平の最高気温は15度位。

午前中は峰の原で10度以下でした。午後からは太陽が出てきたので、すこし気温が上がりましたが、乾燥していて寒い日でした。

ニュースでは関東地方は気温が7月半ばとか言ってましたから、別世界です。

その寒い午前中、残りのスキーのメンテナンスをして、一応作業は終了しました。

お預かりしたスキーは、オフシーズン、ここで休んでもらってまた来シーズン雪が降った頃に眠りから覚めてもらいます。

そして古いスキーも整理したら、こんなスキーも出てきました。

20年以上前のフィッシャーのGTS・細い板です。

残念ながら、ソールとトップシートが剥離してしまい、使用不能になりました。


この頃のフィッシャーの板は、トップシートに金属(メタル)を使っていましたので、板に急激なたわむ力がかかると、トップシートが剥がれてしまいます。

接着剤の経年劣化によるものと思いますが、古いスキーは樹脂や接着剤が劣化し思わぬところで破損する可能性があります。

昔の細い板は強度もあまり無いものが多いですから、使用には注意が必要ですね。
山でこのようなことになると、行動不能になってしまいます。

古いスキーを使用する際は気をつけてください。


ではまた!