2月17日 ハーフシール(BDのキッカースキン)の貼り付け位置について

 今日は午前中10時頃までは青空も見えたのですが、段々と曇ってきて11時過ぎ頃からは雪、そして今は風も強くなって暴風雪という感じです。

昨日は春のようななべくら高原でうろこスキーでクロスカントリーしてきましたが、今はまた真冬に戻ってしまった感じです。

天気予報ではこれから連休まで寒波が居座るということなので、ガリガリになってしまった雪もある程度は戻って週末はパウダーが楽しめるようになるかなと思っています。

まだ連休をどうするかはまだ決めていませんが、根子岳中心のパウダーツアーにする予定です。

またご案内をしたいと思います。


今日はハーフシール(ブラックダイヤモンドではキッカースキンという商品名です)の貼り付け位置についてです。

この商品、すでに販売が中止されていて、日本国内ではどこにもないということなので、いまさらこんな話題を載せるのも無駄かもしれませんが、またいつか再販されることを願って書いておきます。

BDのハーフシール・商品名キッカースキン
幅が色々なタイプが有り私が所有は80ミリ幅です。
普通のシールの3分の1の重さしかありません。
ジャケットの胸ポケットにも入るくらいコンパクト。

先日はうろこのスキーを利用するときに使いました。

なんども書いていますが、このあたりの雪は乾燥しているのでサラサラ雪です。

なのでうろこスキーではうろこが十分に聞かないことが多いです。

傾斜が緩ければ登れますが、長時間の登りや急斜面は難しいです。

そこでシール、それもハーフシールが使い勝手がいいです。

以前にも書きましたが、ハーフシールの取り付け位置は、真ん中を合わせるのではなく若干後ろ気味に貼るのがシールが効きます。

というのも、登りではスキーのトップのほうが荷重が少なくなり、逆にテール側に多く荷重がかかります。

シールはしっかり引いて押すことで毛が逆立って後ろにずらないのですから、果汁が少ないとう後ろに下がりやすくなります。

ということで、後ろ気味に貼るのがコツです。

うろこスキーのウロコの部分にハーフシールを貼りたくなりますが
それよりも後ろに張ったほうがウロコも出ていて効きやすいです。


さらにもう一つ。

うろこスキーもキャンバーの量によって色々なタイプがありますね。

私のところにあるうろこスキーは、すこしキャンバーがある板です。

シングルキャンバーのスキーでうろこがあるタイプもありますね。

シングルキャンバーのスキーではこのハーフシールの前の部分にある留め具(今日のものは黒いプラスチックの板)が前に足を出すときに抵抗になるのです。

以前はここが金属のハーフシールだったので、場合によってはこの金属の板が持ち上がって雪が詰まったりしました。

でもですね、キャンバーがあるスキーだとこの部分が足を前に出すときは雪面から離れるのです。

なので、抵抗にならないんですね。

キャンバーがある程度あるうろこスキーとハーフシールの組み合わせが意外と良いということをはたと気づいたのでした。


このうろこスキーだとキャンバーがある程度あるので
スキーを前に出すときにハーフシールの止め板が雪面から離れて
雪の抵抗がなくなります。


春先になるとうろこスキーもシールは使わなくてもいいのですが、まあ、パウダー時期に根子岳で使いたいということであればハーフシールはいい選択だなと。

もちろんうろこだけでも低角度でジグザグに上っていけばいいのですが、標高を稼ぎたいときにはシールのほうがいいですね。

そして軽量なことを考えるとハーフシールが便利です。

ということでした。


手に入らない製品についてながなが書いてしまいましたが、まあこんなことを気がついたということで、でここに書き残しておきます。


ではでは~