3月6日 ハーフシールとセミダブルキャンバー

この前の日曜日まで、ノルディックスキーの世界選手権がテレビで放送されていました。

毎晩、楽しみにしていましたが、それもおしまい。

しかし、それに触発されて今日は以前より試してみたかった、今はなきブラックダイヤモンド社製の名機ヌーニョにお手製の簡単ハーフシールを組み合わせてみました。

このヌーニョ、お世話になった方も多いかと思いますが、結構反りが強くてセミダブルキャンバーかと思うくらいです。



履いてみると、バネのようにしなります。いまの板と比較するとけっこうびっくりの仕様なのですが、当時はあまり気にしないで滑っていましたっけ。

で、そのキャンバーの強さを利用して、足元に手製の簡易ハーフシールをつけて脚の運びを軽くなるか、試してみたかったのです。


短く切ったシールの片側にストラップを曲げて貼り付けています。


で、どうだったかというと、
春の湿雪にはハーフシールが効くのでかなりの傾斜でも上っていきます。

シールの長さが半分ですし、シールを張った部分がキャンバーが強いおかげで足を前に出すときはあまり抵抗にならずに、脚の運びが軽いです。

これでまた根子岳に上ってみようかと思いました。ただ、手製のハーフシール、手前の折った部分が抵抗になるのでここに雪が入ってしまうのです。

ブラックダイヤモンドのハーフシールは金属のアーチ状のプロテクターのようなものが抵抗を減らすので、お手製でもそういったものを作ればいいのかと思います。

BDのキッカースキン

ちなみにこのハーフシールは持っていますが、ヌーニョの幅に合うサイズではなかったので作ってみたということです。

まあ先日紹介した最近のクロスカントリースキーにあるシールが付いたままのスキーのアイディアを試したということです。

今日はとてもあたたかく昨日降った雪もしっとりしてしまいました。
まあ明日は冬型で寒くなるので再結晶化すれば週末は楽しめそうです。

ハーフシールで上ってみたブルーラインリフトのハシゴ山山頂からの根子岳。
まだまだ雪は大丈夫です。

ひさびさにこの斜面、ヌーニョと茶色の初期T3で滑りました。

では!