雪が舞って北風もあり寒いのですが、青空も少し見えていた変なお天気の日曜日でした。
さてさて、
今日はRottefella社製のNTNビンディング、Freedomについて。
NTNは、着脱のし易さ・リリース・ツアーモード・スキーブレーキなど、従来規格のビンディングでは難しかった機能をブーツの形状の変更で可能にした新しい(といっても10年以上経ちますが)規格の製品です。
発売から時間が立つので、そろそろリファインしてほしいと思っていますが、どうでしょうか>Rottefellaさん。
機能、全部入れの NTN Rottefella Freedom |
先日、部品が変形して壊れた部分の交換の作業をしました。
この前のレバーの下にAT-Sliderがあります。 |
このビスで取り付けられている部品がAT-Sliderです。 |
AT-Sliderの交換ははじめてということもあって少し手間と時間がかかりましたが、無事に完了しました。
しかしよく見るとAT-Sliderのビスが入っている穴が楕円形です。
この楕円形、発見です!
ここから下はすべてメーカーなどには未確認で個人的な考察です。
もしかしたら、この楕円の穴の中で取り付けビスの位置が動けるように楕円形にした、のかと思いました。
実際にビスを緩めてスキーをあおってみたときのビスの動きをカメラで撮影してみました。
その動画を載せておきます。
たしかにスキーをあおるとビスが前後に動きますね。(実際はビスが動くのではなく、AT-Sliderがビスに対して動いています)
たぶんメーカーでは、ビンディングの前の部品が長いので、この部分をしっかりと固定して取り付けるとスキーのたわみに影響がでるかもという心配があったのかもしれません。
ブーツの下になるベースプレートだけでなく ブーツの前にスライドするレバーやレバーの受けになるAT-Sliderがあります その部分が従来ビンディングよりも長いですね |
そこで、このビス穴を楕円形にしてビスがAT-Sliderの中で動けるようにし、ビンディングの前が長いことがスキーのたわみに影響しないように設計された、のかなと思います。
ただメーカーの取り付けマニュアルにはどこにも書いてありません。
ということはメーカー側ではビスを他のビスと同様に締めて良いということなのでしょう。
たしかにビスがAT-Sliderの中での動くことがどの程度スキーのたわみに影響するのかわかりません。
ほとんど関係ないのかもしれません。
真相はメーカーに聞くしかありませんが、部品の形状を見て気になったのでここに書いておきました。
このブログに関係してなにかを行われる場合は、すべてご自身の責任で行ってくださいね。メーカー未確認の内容につき私は責任を負いませんので。
ではでは!