今日は年に一度の遭難防止対策協会の総会。
コロナでこの3年は全て書面での総会でしたが、今日は久しぶりに消防本部の会議室での集まりでした。
峰の原地区は30代の若手が3名も入隊してくれました。今後の活躍に期待ですね。
そして私は峰の原班の班長から副隊長になりました。あまり経験もないのに、どうかと思うのですが、何事もないことの方が大切ですから、このまま出動がないことを願っています。
そして昨日は筑波大学の菅平にある実験センターへ、テレマーク仲間の知り合いに会いに行ってきました。
朝のうちはお天気が良かったものの、帰る頃にはガスの中。
青空はあっという間になくなってしまいました。
畑はマルチと呼ばれる白いビニールのうねが並んでいます。
夏の菅平の景色ですね。
最近はキャベツが高いとニュースになっていますが、レタスはそれほどではないようで、そのうちに菅平のキャベツも市場に出回る季節がきます。
写真載せておきます。
筑波大学の菅平の実験センター。 菅平は昔から大学や研究機関のつながりが深いところです。 |
この青い印に穴を開けてそこに苗を定植していきます。 いよいよ菅平の農業の本格的なスタートです。 |
雨で水をたっぷり含んだ畑。 太陽の光が当たると暖かくなり蒸気が出てきます。 肥料の匂いがする蒸気です。 |
もう一つ、乗鞍のツアーの時に泊まった宿で見た、辻まことの本の一ページ、こんなことが書いてありました。
「芳ヶ平の小屋
小屋に近づくとワンワンと吠えられた。今朝からもう二度吠えられた。この犬の何代前だかしらない が(たぶんこの犬の祖父であろう、よく似ている)、名犬がいて、何度も遭難者を助けて評判の犬がいたものだ。 ここの夫婦がまだ若く、子供たちがほんの赤ン坊だったころから知ってはいるが、ただ通りすがりに立寄っていくだけの知り合いだ。
薪をもやし、ランプをともす小屋なんぞ、もうあんまりなくなった。 まだ時刻は早いが食事ということにして、おかみさんと年代を追ってアレコレと古い話をする。シルコを食って、雑煮を食って、卵丼を食って一時間半も駄弁った。その間だれも立寄るものがない。
帳面を見たが、毎日あまり旅人はないようだった。このコースもすたれたもんだが、こっちにとってはもっけの幸いというところだ。
再び脚にスキーをつけ、さて油断のできない、面白い、複雑な谷間のコースに向かう。」
芳ヶ平の歴史を感じさせますね。
絵も今の芳ヶ平のヒュッテの感じがしました。
ではでは!