3月26日NTNに75ミリのケーブルを

 今日もあたたか。

毎日、同じことをかいていますが、せっかくの大雪もかなり溶けてしまいました。

今朝の気温は昨日よりも少し下がってくれたので、だんだんとザラメになってきています。

牧場へ午後2時頃から行ってみましたが、雪は柔らかいもののストップ雪ではなくて再結晶化して雪の粒が大きくなった感じです。

これなら朝晩が冷え込んでくれると根子岳もコーンスノー(ザラメ雪のこと)を楽しく滑られそうです。

今週末はまた冬に戻るような気温になるようで、一層ザラメが進みそう。

なお、来週末は土曜日になべくら高原でブナ林を歩いて滑って深雪の食堂で食事を楽しむツアー、そして日曜日は根子岳ザラメツアーの予定にしました。

また追ってご案内いたします


今日のブログは、私が使うNTNビンディングのロッテフェラー社製のフリーダムについて。

その前に注意事項を書いておきます。

注意事項
この記事ではNTNビンディングを改造したこと紹介していますが、あくまで個人的なチャレンジとして楽しんでいるものです。メーカーはもちろんのこと、スクールとして推奨しているわけではなく、また安全性が保証されているわけではありません。もし同じように試してみる場合は、完全に自己責任でお願いします。本記事の内容を参考にしたことによるいかなる事故・怪我・損害についても、当ブログおよびスクール、筆者は一切の責任を負いかねます。

さて、

NTNはサイズがラージとスモールがあります。

スカルパのブーツだと26.5センチ以上だとラージ、26センチより下はスモールです。

私は25センチのブーツなのでラージのビンディングは使えません。

これをケーブル式にして、ラージのビンディングが取り付けられたスキーが使えるようにしてみました。

NTNのブーツを使うケーブル式ビンディングはTTS(テレマークテックシステム)というものがあります。

これに似せて、フリーダムのかかとを抑えるパーツを取り外し、そこにロッテフェラーのリーバZコンプのワイヤーとカートリッジをつけます。

かかとの抑えのレバーは外れやすかったので、かなり古いロッテフェラーの412というビンディングのかかとの抑えパーツを移植しました

試したあとの写真です。
ラージのビンディングでもこれならスモールのブーツで使えます。
そしてかかとの上がりが少し軽い感じがします。
ヒールサポートはかかとが前に移動するので使えません。

これが元のスキーのビンディングの写真。

NTNはこれがなんとも残念なのですが
スモールとラージの2サイズがあります。
このスキーはサイズがラージ。
ブーツの大きさで決まるので互換性はないので
このスキーは私は使えません。

はい、かかとの下の抑えのパーツを外し
リーバZコンプのカートリッジと
412のコバ抑えをつけました。
もちろんもとに戻せます。

難点はカートリッジの先端部分のゴムが
フリーダムの金属ベースにこすれて破けてしまうこと。
影響はないと思いますけど。


ということで、実際に今日奥ダボスのゲレンデで滑ってみました。
動画、撮ったのですが、またいつかここに載せます。

TTSは自作している方も結構いらっしゃるようですが、流石にフリーダムをわざわざケーブル式にする人はいないと思います。

重さは変わらないというか、少し重くなったかもしれませんが、ケーブルの柔らかさが少しありますし、サイズに関係なくスキーが履けました。

ということでした。

ではでは〜