今日は、アルペンスキーはプルークボーゲン程度というお客様。初めてのテレマークスキーです。
運動センスがいいのか、それともプルーボーゲン程度というのは謙遜なのか、1時間も経たないうちになんとかパラレルクリスチャニアで滑られるようになりました。
そしてテレマークターンも、なんとかなりそうだったのですが、左右のターンで結構な違いがあり、右ターンができても左のターンではテレマークの姿勢が窮屈そうです。
ビデオ映像からのキャプチャで見ましょう。
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撮影した時間の違う、2つの右ターンです。画像2の方がレッスン後半です。
重心が両スキーの中心にあります。
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画像3 |
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ポイントは前足。足首が伸びて重心が後ろになっていますね。画像4で少し改善されていますが、まだ不安定な感じがします。
こうなると腰が後ろに行っていわゆる後傾の状態になりスキーの操作が難しいです。
不安定な状態で、それを改善しようとスキーもハの字になり前足が突っ張った状態です。
初心者の2時間レッスンでここまで滑られるようになるのはかなりセンスがいいとおもいます。が、足首の柔軟性が左右で違うのか、ターンに違いが大きく出ました。もうちょっと練習が必要ですね。
私がテレマークスキーを始めた頃は皮のブーツしかありませんでした。皮のブーツの足首のサポートは頼りないですから、安定した姿勢で滑るためには足首の緊張が必要でした。そのため滑りで足首を鍛えられたのですが、今のプラブーツでは最初から足首が曲がっているので、あまり足首に意識をしなくてもよくなってきています。
しかし、初心者の人やベテランでも条件が厳しくなると足首が伸びて後傾になることが多いです。普段の滑りから前足の足首の緊張を少し意識して滑ってみてはどうでしょうか。悪条件の時の滑りが変わるかもしれません。
では!