7月15日 須坂の町の自転車屋さん

先日、須坂の警察署に行った帰りに、須坂の町にある自転車屋さんに寄りました。

昭和9年創業のバイク屋も兼ねたそのお店は、ご主人と同じようにお店も歳を重ねたようで、あまり整理されていない店内や使われることが少ないであろう工具や部品が所狭しと並んでいました。



ずいぶん前から中国製の1万円台のママチャリが市場に溢れ、通勤や通学、買い物で重宝されています。ホームセンターで売られることが多い、そんな自転車ばかりが買われて日本のメーカーを扱う町に自転車屋さんは苦境に立たされているようです。



最近のスポーツ自転車の波に乗れなかったこのようなお店は、オーナーが高齢になり跡継ぎもいないようで多くが廃業していくようです。



時代の流れと言ってしまえば簡単ですが、地元に長年愛されてきたお店が続けていけないようになってしまったのは残念です。