昔の山と渓谷を泊まったお宿で見ることができました。
昭和30年代のものや昭和40年代のものは隔世の感があります。
特に昭和30年代の山渓(特別号)には東京都区内にたくさんのスキー用品のお店があった事がわかります。
多分、80年台のバブル期よりもスキーが人気だったのでしょうね。
山も滑っている記事がありましたが、いまほどギアも品質は良くなかったでしょうから、大変だっただろうと思います。
たまに山の中で古いスキーの看板を見かけますが、この本と同じく当時の勢いを感じますね。
さかいやスポーツの広告。 昭和47年の雑誌「山と渓谷」です。 当時の学生運動のパロディのようなヘルメットと文言がおかしいです。 |
こちらはホープという登山用品を作っていた会社の広告。 昔、このホープのビンディング(西独マーカー社とのコラボ?ホープマーカーと言っていた)を 子どもの頃使っていました。 輸入もしていたようで、ノルウェーのベルガンスや かのシュイナード(紙面ではショウイナード)さんのザックが載っています。 パタゴニアを創業する前ですね。 その上の山と渓谷は昭和34年のものです。 |
今は雑誌よりもネットで情報を得る時代になってしまいました。
山の中でも見る事ができますし、簡単に自分のいる位置がわかる安心も手に入れられました。
それとともに失ったものもあるのでしょうか。
ではでは