今日から7月。
ツール・ド・フランスの月ですが今年はパリオリンピックが行われるために日程が前倒し、さらにゴールはパリではなくニースという変わった大会になっています。
この前の土曜日から始まりましたが、昨日までの山岳賞とスプリントを争うポイント賞はノルウェーチームUno-Xのノルウェー人のアブラハムセンです。
まあ、自転車競技もツール・ド・フランスも興味のない人にはどうでも良いことですが、ノルウェー話題ということで、載せておきます。
ちなみに、このアブラハムセン、山登りの専門であるヒルクライマーだったのですが、なんと、現在のチームに加入する前と比べると、20キロも体重を増やしているとのことです。
以下の記事からの要約を載せておきます。
「ヨナス・アブラハムセンは27歳でウノ-Xプロサイクリングチームの一員としてツール・ド・フランスに初出場するノルウェーのライダーです。彼は軽量化が最優先とされる自転車競技において異色の道を歩んできました。かつては60kgの軽量を維持していましたが、その体重が彼のパフォーマンスを制限していると感じ、体重を増やすことを決意しました。
軽量時代の彼は登坂力はあったものの、結果を出せずにいましたが、体重を増やすことでより多様な役割を果たせるようになりました。彼はプロで1年契約が続いていたため、大幅な体重増加には踏み切れませんでしたが、2020年にチームがプロコンチネンタルに昇格し、2年契約を得たことで体重増加計画を実行に移せました。
アブラハムセンは60kgから80kgに増量する過程で、最大ピークパワーが900ワットから1,500ワットに向上しました。彼はこの体重増加が彼のライディング能力を大幅に向上させ、様々な役割をこなせるようになったと語っています。昨年のツール・ド・ポローニュでの2日間のリーダーシップや、ベルギーツアーでのトップ10フィニッシュ、ノルウェー選手権での銅メダル獲得など、これまでのキャリアで最高の成果を上げています。
これらの成果を経て、アブラハムセンはツール・ド・フランスでのデビューを迎えます。」
すごいです。常識をこえたところに未知の可能性があるのかもしれません。
興味のある方は以下のYoutubeで本人のインタビューが載っていますので、自動翻訳でもして御覧ください。
３週間続くツール・ド・フランス、ノルウェーチームやノルウェー人の活躍に目が話せません。
ではでは～