自転車マニアは嫌いな人も多い電動アシスト自転車。
でもこの自転車の能力をフルに使うと並のマニアを
上り坂で軽々と抜き去ることができます。
しかし、それもバッテリーがあるからこそ。
予備のバッテリーを積んで、ギリギリまでバッテリーを消費したらどうなるのか
試しにビーナスラインへ行ってきたわけです。
武石観光センターからいよいよ本格的な上り坂が始まります。
途中のしらかば平。 ちょっと細めの白樺の林が広がる場所です。 |
ここも国定公園の中なのですね。 白かば平と看板にはかいてあります。 |
白かば平を過ぎていよいよ美ヶ原の台地が目前です。 |
広い駐車場には車やオートバイがたくさん来ていました。 もちろん人もすごい人数です。 |
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オートバイも台数がすごいです。 でも最近事故が多くてニュースになっています。 |
美ヶ原の最高地点。 ここまでの標高差は1,250メートル。すべてオートモードで登りました。 肝心のバッテリーですが20%ほどになってしまいました。 ということは70%程度使ってしまいました。 しかし予備のバッテリーがあるから大丈夫と、ここまでは思っていました。 |
先を急ぎます。 予定しているコースのまだ3分の1程度ですから。 |
美ヶ原から一気に下って再びアップダウンの繰り返し。 抜いていく車やオートバイの数がとても多くなりました。 最初に上った武石側よりこちら側がメインの道路です。 |
バッテリーも20%を切ってきました。 10%台になると容量をセーブするようになってきて アシスト力が弱くなります。 |
この先のアップダウンが続くので予備バッテリーに交換しようと 止まったのですが… バッテリーを交換のために車体から外すにはカギが必要なんです。 カギ忘れた… |
なんのために思いバッテリーを持って上がったのか、 単なる重りでしかありません。 |
仕方がありません、バッテリーを温存しながら できるだけアシストを切り、急坂はエコモードで 切り抜ける戦略に変更です。 |
景色は良いのですが、エコモードとはいえ急坂を登るのは厳しい。 |
テレマークスキーで滑ったら良い斜面が見えますが 冬はなかなかここまで脚を伸ばせません。 |
霧ヶ峰でも車とオートバイがたくさん。 こちらは重い自転車をギリギリの状態で持ち上げます。 |
霧ヶ峰でいよいよ10%以下になりました。 この先もエコモードを使いたいところですが バッテリーの容量がなくなるところまで使い切るのはバッテリーにも良くないので ここで電源オフしました。 これでアシスト自転車はたんなる鉄下駄自転車になってしまいました。 |
駐車場には車とオートバイがたくさんですが、 ちょっと離れると静かです。 どこでも停められるのは自転車の利点です。 |
高原の風が涼しくて、重い自転車を漕いでいる体を冷やしてくれます。 |
ここを曲がるとあと少しで下りオンリーになります。 しかし、バッテリーの切れたアシスト自転車の重いこと。 タイヤを引きずっているような感覚です。 |
下りになると快適そのもの。 余裕が出てきたので、国道の途中で止まって休憩です。 |
とても良い水の流れですが、 止まる車はほとんど無く静かです。 このあとは暑くなってとても止まる気にはなりませんでした。 |
スタート地点に戻ってきました 10%のバッテリーの残量。 結局、坂道を登るためにはバッテリーを20%以下にしてはだめですね。 となると実質1,000m程度の上りが余裕を持って使えるとわかります。 いやぁ、カギを忘れたおかげでよく分かりました。 体が暑くて温泉どころではなかったので、そのまま帰宅の途に付きました。 |
途中でカギがないことに気がついて一瞬どうしようかと思いましたが、結局、予定のコースを走りきりました。
前半の楽な状況から一気に地獄だったのですが、カギの大切さを身にしみました。以後、こんなことはないかな。
ということでした。ではでは〜