3月5日 ハーフシールのすすめ

いつものように今日も午前中に根子岳。

風で飛ばされた雪でシュカブラができていた雪面も、昨日の日射の強さからか、角が丸くなってきました。

ただツアーコースはスノーシューの踏み跡や滑った跡がたくさんついていて、そのためにガタガタの感じです。

今日も使用したハーフシールについてですが、下の写真を見てください。

ここから斜度が急になる手前です。
真っ直ぐ歩くのか、左のトラックへ行くのか
どちらを選択?

ハーフシールはフルサイズのシールよりもシールの効きが悪いです。

なので、斜度としてはやはり急がば回れということで、左のトラックを選ぶのが普通です。

ただ、斜度だけではなく、トラックのなかのスノーシュー?の踏み跡も少し嫌うということも理由です。

スノーシューの方も新雪を歩くよりもスキーのトラックの上を歩くほうが楽なのかもしれませんが、ハーフシールだとシールが効く面積がデコボコのおかげで少なくなってしまいます。

なるべくシールの全面が雪面に接するようにコースを取るのが必要ですね。

もう一つ、ハーフシールのテクニック。次の写真を見てください。

かなり後ろの方にシールを付けています。


ハーフシールなら、スキー板の真ん中に貼るのが普通だと思います。

ですが、上りなら体重が後ろにかかるので、シールも少し後ろに貼ったほうがシールが効きます。かかとが軽く上がるツアーモード付きならばそのほうが良いですね。

ツアーモードがないスキーだと、かかとが上がったときにスキーの前の方にも荷重がかかると思いますので、後ろにつけたほうが良いかは微妙なところです。




今日のような硬い雪面でもこんなことに気をつければ、ハーフシールは足の運びの抵抗が少ないので楽だったり早いです。

平地ならスキーが滑ることも感じます。

体重やスキーの幅、シールの幅が関係してくるので、すべての人に当てはまるのかはわかりませんが、いいですよ、ハーフシール。

もう一つ、

ハーフシールはジャケットの内ポケットに入るんですよね。荷物にならないコンパクトさも気に入ってます。

またフルサイズのシールでもこんなことに気をつければシールの効きが増すと思います。

まとまりのない文章ですが、ハーフシールのすすめでした。

しかしハーフシールが使えるようになってきたということは、春が近くなってきたということですね。

ではでは〜