今日も峰の原のゲレンデをうろこスキーで登って滑ってを繰り返してきました。
手前側の急な斜面を7回、といってもゲレンデを全部ではなく途中で切り上げています。
ペンションを出たときは明るかったのですが、急にガスに覆われて何本かは真っ白な中を滑り、そのうちガスが晴れて見えるようになるという、変わりやすいお天気でした。
今日のお題は、まず、先日、改造したRottefellaのFreedomのケーブルを175センチのうろこスキーでも試してみました。
ただケーブルにしてもそれほど重量は変わらず、さらにかかとの上がる感じがさほど変化がないので、あまり意味のない事かもしれないと、再び思いました。
さらに新しいTXPROもカフ部分がハードなので、これもうろこスキーにはあまり合わない感じがして、滑りもいまいち。
雪が柔らかなのでそれほどハードである必要もないこともあって、うろこスキーで改造Freedomはオーバースペックです。
ただ、新しいTXPROは足首がとてつもなく動くので、歩くのは楽でした。
次にレンタルの同じうろこスキーで185センチのタイプを出してきて、これとT4、3ピンケーブルの組み合わせで登って滑ります。
これは長いスキーなのでベンドがあります。
なので、歩くときにキック&グライドがやりやすいかなと思って変えてみました。
でも結局あまり板はざらめで滑らないということもあって歩きやすいということもなく、それよりも、滑りでスキーが長すぎなのかターン導入時に引っかかりうまくスキーが回ってくれないという結果に。
残念ながら1回で終了でした。
3回目のチェンジは、165センチの同じレンタルのうろこスキー。
3ピンのビンディングで引き続きT4を利用です。
いつも使っているので、これ、一番いいですね。
軽くて歩きやすい、そしてターンしやすいです。
3ピンというかかとが上がりやすいビンディングですが、しっかり後ろ足のコントロールをすればターン弧も思うがままです。
今週末のツアーのために少しテストということで滑りましたが、やはり一番良かったのは165センチの3ピンビンディングということなので、土曜日はこれで行こうと思います。
昨日のブログに書いたジョルジオ・ダイドラのインタビュー記事の文章が頭に浮かびました。
「テレマークは、スキーの新しい次元、新しい精神的態度、厳格なルールに縛られないスキー方法、旅行に理想的なスキーを発見させてくれた。
テレマークはアルペンよりもエレガントで、機械的で反復的ではないと思う。リヴィーニョのテレマーク・スキー・インストラクターである友人のルカ・ガスパリーニが書いているように、「テレマークは単なるフリーヒールスキーではなく、フリーボディスキーなのだ」。これを理解するためには、ルールを決めず、ただ膝のマジックを信じ、鳥のように空中を飛び回り、ゆっくりとターンする楽しさを発見することだ。」
「真のテレマークは、アグレッシブで速いモダンスキーの対極にある。重いブーツ、ビンディング、スキーを使った高速テレマーク、ゲレンデテレマークに未来はない。
アルペンより効率は悪いが、登山スキーの歴史と精神に強く結びついている。」
ではでは〜